結論
- 運気を下げる行動を手放すと幸運体質を引き寄せられる
- 悪習慣1|人の悪口や批判ばかり言う
- 悪習慣2|断捨離できない
- 悪習慣3|人から大切な「モノや時間」を奪う
- 悪習慣4|依存心が強い
- 悪習慣5|現状を良くするための行動を取らない
- 悪習慣6|他人の不幸を喜ぶ
「どうやったら運が良くなるんだろう…」
不運なことが続くと願掛けや神頼みなど運気を上げる方法にばかり注目してしまいますよね。しかし運が悪い人はまず「運気を下げる行動を避ける」ことが大切です。
人は「幸せになるため」に、お金を稼いだり、愛する人と出逢ったり…何かを手に入れないといけないと思いがちです。そしてそのために必死で人生を生きる。でもいつまでたっても幸せの尻尾すら見えてこない。そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。
実は幸せとは物質的なものではなく、自身が「幸せ」と思える考え方のことで、あらゆる現象や自分自身に対して「幸せ」と思える捉え方のことなのです。発想を転換し、考え方を身に付ければ幸せになれます。
この記事では、幸せな気持ちになるために、避けた方がいい習慣や行動について紹介します。今まで運気を上げる努力や幸せになる努力をしていた方は「してはいけない」考え方や行動を知り、それを手放すことで幸運体質を引き寄せることができますよ。
Contents
悪習慣1|人の悪口や批判ばかり言う
ストレス発散とばかりに、人の悪口を言ったり、人を見下すような言動を繰り返すのは、決して心にとって心地の良いものではありません。他人に対する偏見が強くなる時は、自分自身との繋がりが弱まっている証拠。
この時の心情を裏返せば「自分を信じられていない」とも言えます…自分を信じられている人が、他人をけなしたりはしません。ですので、自分を尊重する気持ちを大切にすれば、他人に対しても尊重できるようになり、あなた自身の人間性も向上することになります。
人の悪口や批判ばかり言うと、以下のような結果を引き寄せます。
悪口や批判を言うのがダメな理由
- 自己肯定感がさらに下がるから
- ネガティブな言霊が潜在意識に書き込まれるから
- 悪口を言う人が周りに集まってくるから
理由1|自己肯定感がさらに下がる
人の悪口を言ったり、見下したりするのは、相手の評価を下げたい欲求があるからです。ではなぜ人の評価を下げたいか?それは自分が他人よりも劣っている「劣等感」に苦しんでいるからです。
人の評価を下げたい理由
- 人と自分を比べているから
- 確固たる自分を持っていないから
- 自分はダメなヤツと深層心理で考えているから
つまり、他人の評価を下げることで自分の価値を高めようとします。
他人の評価を下げることに一生懸命になると、どんどん卑屈になっていき、結果自己肯定感が下がるということに繋がります。自己肯定感は幸運を引き寄せる上で大切な要素となりますから、不幸な状態が続いてしまうのです。
対処法
- 「自分が好きです」と言うアファメーションを唱える
- ネガティブな潜在意識をポジティブな潜在意識に変えていく
理由2|ネガティブな言霊が潜在意識に書き込まれる
人の悪口を言うと、潜在意識がそれを「心地よい」と判断してしまい、何度も悪口を言いたくなるような現実を引き寄せてしまいます。誰かの事を悪く言うことは、決して良いことではありません。
そもそも、あなたが悪口を言いたくなるということは、誰かから嫌がらせをされたり、嫌な思いをさせられているからのはず。
でも、幸せになりたいならば、誰かから悪口を言われたとしても、決して言い返したりしてはいけません。悪口を言い返してしまうと、潜在意識に書き込まれてしまい、負の連鎖が始まってしまいます。
負の連鎖
- 悪口を言う
- ネガティブな感情が潜在意識に書き込まれる
- 悪口を言うのが当然になる
- 悪口を言われた相手からさらに嫌がらせや悪口を言われる
- さらに激しい悪口を言う
悪口を言って負のスパイラルに陥ってしまうと中々そこから抜け出せません。
対処法
- 悪口は心の中で思うだけにして、言霊としては発しない
- 瞑想をしてネガティブな思いを断ち切る
理由3|悪口を言う人が周りに集まってくる
「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、悪口を言うとあなたの周りには悪口を言う人が集まってきます。人の悪口を言わない人は何も言わずにあなたの回りから去っていき、結局悪口を言うことを「是」とする人だけが残るためです。
そうなると…
- 自分自身が悪口を言われる対象となってしまう
- 悪口から始まるネガティブな感情に心が支配されてしまう
- 幸福からはどんどん離れていく
人の悪口を言っている状態は、心がネガティブな方向を向いていることを意味しており、間違いなく「不幸」です。このような状態になると、そこから正の状態に戻すまでには時間がかかるので、悪口を言うことは自分も他人も幸せにしないということを認識しておくことが大切です。
誰かの悪口を言うくらいガティブな気持ちがある状態で幸せになれるわけがないのです。もう「二度と悪口を言わない」ぐらいの勢いが必要です。
とはいえ人間そこまで善人にはなり切れないので、心の中で誰かを否定したり、悪い感情を抱く事だってあることは仕方がないでしょう。そんな時は、「でも、良いところもあるんだけどね」と最後に付け足すと良いです。
対処法
- 悪口を言ってしまったら「でも、良いところもあるんだけどね」と付け足す
- 心の中に思い浮かんだネガティブな言葉をポジティブに修正する
悪習慣2|断捨離できない
運気の流れが悪い人はとにかく不要なものに囲まれて生活している傾向にあります。
使っていないアイテムが身の回りにある人は、運勢が落ち込み不幸になりやすいと言われます。不用品からは「邪気」が生じ、同じ場所に住んでいる人の気の流れを悪くするからです。
もし、あなたの身の回りに使っていないアイテムがたくさんある場合は、分類してそれらを手放すことが幸せを呼び込むカギになります。
断捨離で運が良くなる理由
- 使っていないものには負のエネルギーが溜まっているから
- 風水では邪気を人間が受けてしまうと考えられているから
- 不用品を手放すと執着が薄れ心に余裕ができるから
理由1|使っていない物には負のエネルギーが溜まっているから
感覚的にわかる方も多いかもしれませんが、使われていない物からは負のエネルギーが放出されています。
この負のエネルギーは、人間の感情に例えるならば「怒り」のエネルギーです。
怒りのエネルギー
- なぜ使ってくれないんだ
- なぜ放置されるんだ
- 使わないなら活躍できるところに持ってってくれよ
このような不満から出るネガティブな「気」が使っていないものには充満しています。そしてその気にあなたは影響を受けているのです。自分自身が悪い気を背負ったままで幸せになるのは難しいでしょう。
まずは家の中の使っていないアイテムを「断捨離」して、徹底的に掃除をする。特に、北東や南西の部屋を寝室にしている場合は、神様の通り道であり、神様がお通りになる「鬼門」の位置になるので、悪い気がたまらないよう入念に綺麗にしましょう。
理由2|風水では邪気を人間が受けてしまうから
使っていない物から生じる「気」に人間が悪影響を受けるという点について風水の観点から説明します。
「風水」は古来から中国に伝わる開運術で日本でも馴染みがありますよね。風水は人間の気の状態を整える事を重要にとらえている考え方ですが、その「気」の特徴として、風に散って水に留まる性質があると言われています。
注目すべき性質
「気」は水に留まる性質がある
ここで考えて頂きたいのが。人間の体は約60%が水分で出来ているということ。
つまり、人間の身体の構造と風水の考え方を合わせて考えると、「気は人間の中に留まる、つまり気の影響を身体で受け止めてしまう性質を持っている」と言えます。
これで、使っていないアイテムから悪い気が生じていれば、その悪い気を人間が受け止めてしまう理屈が分かると思います。
悪い気を受けたくないならば、使わなくなったアイテムを捨てる必要があるわけです。紙類は特に水分を蓄えやすいものなので、古い新聞や書類などを積み上げている場合はすぐに処分しましょう。
理由3|不用品を手放すと執着が薄れ心に余裕ができるから
断捨離すると運気がアップする理由の一つはこれまで紹介してきた「人間が影響を受けてしまうモノの負のエネルギーを排除できること」ですが、もう一つ大きな理由があります。それは、
モノを捨てることで良い意味でモノや事象への執着が無くなり心に余裕ができる
ということです。
部屋を私たちの心と捉えると、部屋がモノで溢れかえっているということは心の中が不要のモノでいっぱいになっているのと同じこと。
この状態だと、小さいトラブルでも容量オーバーを引き起こすので、常にテンパってしまい臨機応変に対処することが難しいのです。断捨離をすることで部屋に余裕ができると、我々の心にも余裕が生まれ、色々なトラブルが発生してもそれを受け止めるスペースができます。
物事に対して適切に対処することが可能となるため、良い結果が出やすくなります。
悪習慣3|人から大切な「モノや時間」を奪う
誰かが大切にしている「モノ」や「時間」を意識的であれ無意識的であれ奪ってしまうと、運気が下がると考えられます。
大切なモノとは、お金や財産だけでなく、不倫や浮気など他人の配偶者や恋人などを奪うことも含まれます。
「幸せになりたい」
「運気を上げたい」
「幸福を引き寄せたい」
と心から思うなら、誰かから何かを奪うのではなく、他人に何かを与える人間にならないといけません。
人から奪うと不幸になる理由
- 大切なものを奪う人を引き寄せるから
- 他人に苦しい思いをさせて幸せがやってくるわけが無いから
- 与えた者が与えられるという宇宙の法則があるから
理由1|大切なものを奪う人を引き寄せるから
正直に申し上げて、人の財産を奪っておいて豊かになる事はありません。
例えば…
- 人を騙してお金を奪い取る
- 落ちているお金を懐に入れる
- 予定を約束しておいてドタキャンする
人からお金を奪うようなことをする人は少ないかもしれませんが、人から時間を奪っている人はたくさんいます。自分はあまり意識していないかもしれませんが実は他人の時間を奪ってることは結構ありますので注意しましょう。
人の財産を奪ってもいいと考える強欲な人の周りには、引き寄せの法則が働いて同じように強欲な人が集まります。奪ったことによって、一時的に財産が増える事はあるものの、貴方の周りには同様に強欲な人が集まるわけで、それらの人々があなたの財産を奪い取っていくこともあるのです。
逆に、人のために自分のお金や財産を使えば、豊かな現実が訪れます。分け与えるという意識があなたの周りの人にも伝わって、あなたにも分け与えてくれる人が集まってくるのです。
理由2|他人に苦しい思いをさせて幸せがやってくるわけが無いから
人が大切にしているものを奪うと当たり前ですが他人は苦しい思いをします。
パートナーが居る人を好きになってしまった結果、その人を奪ってしまう人も中にはいます。「この人が運命の人」と言って、自分の行為を正当化する人もいますが、他人に苦しい思いをさせておいて、幸せがやってくるわけがありません。そういう場合、結局はその人自身も同じ思いをさせられます。
例えば…
- 浮気をする
- 不倫をする
- 別れさそうとする
- 詐欺してお金を奪い取る
奪いたくなるほど、愛してはいけない人を愛してしまう…恋に溺れている自分だけは幸せかもしれませんが、その結果多くの人を不幸にする…それは、結果的に自分の不幸を引き寄せてしまうだけなのです。
そもそも「自分さえ良ければ良い」考えは危険ですから、周りの人も含めて幸せになれる選択肢を選びましょう。
理由3|与えた者が与えられるという宇宙の法則があるから
宇宙の法則の1つには「与える人は与えられ、奪う人は奪われる」と言う法則があります。
ギブアンドテイクという言葉がありますが、テイクばかりしていると不幸がやってきます。
例えば、相続で財産を独り占めにしようとする人は、自分が財産を失う経験をしたり、健康上の大きな問題が生じるなど、結果的に何かを得て何かを失う人生を送る事になります。
逆にギブばかりの人生にすると幸福がやってきます。
例えば、友達と一緒にご飯を食べに行って会計の時にその友達が財布を家に忘れてしまった時、快くおごってあげると「あの時助けてくれたから」と将来巡り巡ってその友達が助けてくれるようになります。
「うわっ、損だわ!」と思うことが起きても、実はそれは「与えた」という風に考えを切り替える。「損した」ではなく、「与えた」と設定を変えてしまえば良い。そうすれば、損とか得とか言う執着が外れて常にポジティブに考えることができるようになります。
悪習慣4|依存心が強い
中毒性のあるものに依存して生きれば生きるほど運気は下がっていきます。
例えば…
- タバコ
- お酒
- SNS
- Youtube
- 占い
- 自慰行為
これらは「微弱な快楽」と呼べるもので、気づけば長い時間を消費して止められないという共通点があります。怖いのが自分では気づかぬうちに快楽沼にハマってしまい、そこから抜け出すのがかなり難しい点。
なぜ依存心が強いと運気を下げるのかというと3つ理由があります。
依存心が運気を下げる理由
- 何かに依存するのは「自己否定」に繋がるから
- 解決策を自分の外に求めるものだから
- 無駄な時間を過ごすことになるから
理由1|何かに依存するのは「自己否定」に繋がるから
依存体質は自己肯定感が低いことの表れです。
大人になってから、興味本位でお酒や煙草を始め依存してしまう人もいます。でも、これらを始める人には「自己否定」の考えが強い場合に、逃げるためにお酒やたばこに依存する場合もあります。
自分に自信がないために何かに依存して、その力を借りて自分を保とうとする。結局のところ依存の背景はこれです。つまり自己否定が根本にあるのです。
依存状態を続けていると「自己否定」のネガティブな感情を払しょくすることができず、幸福を引き寄せる状態からどんどん遠のいてしまうというわけです。
理由2|解決策を自分の外に求めるものだから
何かに依存してでも自分を保とうとしている人は、ストレスが溜まったりイライラした時の解消法として依存しているものに頼ります。
自分自身の中に解決策を求めるのではなく、自分の外にあるもので解決しようとするのです。そうなると主体性がどんどん失われていき自分の成長にも繋がりません。
どんどん自分の中身が空っぽになっていくイメージです。自分の力を心から信じていれば自分の中に解決策を求めるものですが、そうではないため成長実感を持てず空虚な気持ちで覆われてしまうのです。
理由3|無駄な時間を過ごすことになるから
何かに依存することは時間を無意味に消費することにも繋がります。
- SNSでダラダラとタイムラインを追っていき、他人の幸せを羨んだり、他人の不幸を喜んだりするAさん
- AさんがSNSを見ている時間を使って、ヨガや筋トレをしている人
どちらが将来幸せを掴める可能性が高いか一目瞭然ですよね。
Bさんはよりキレイになって良い出会いが待っているかもしれません。少なくとも幸せを掴むための努力をしています。
一方Aさんは将来に繋がらない無駄な時間を遣ってストレス解消をしているのみです。もちろんストレス解消をすることは良い事ですが、幸運体質になれるかというとかなり難しいと言わざるを得ません。
悪習慣5|現状を良くするための行動を取らない
心の中では「やらなきゃ!」と思っていたとしても現状を良くするための行動を何もとらないと運気は下がっていきます。
女性の場合、誰かに幸せにして欲しいと考えてしまう事がありますが、幸せは自分の意思で掴み取るものです。誰かに幸せにしてもらう気持ちばかりでは、潜在意識に「幸せにして欲しい」と書き込むだけで「幸せになる」という刷り込みができません。
具体的な行動を取らないと幸せになれない理由は以下の通り。
行動しないと幸せになれない理由
- 愚痴を言うだけでは何も変わらないから
- 言葉と行動が一致して初めて現実は変わるから
理由1|愚痴を言うだけでは何も変わらないから
みなさんの中には「お金さえあれば」「チャンスさえあれば」と、環境を恨む発言を繰り返す人もいますが、それは愚痴をこぼしているだけで、現実が変わるわけではありません。
また潜在意識に対して誤ったメッセージを送っていることにもなります。
- お金さえあれば→(今は)お金がありません
- チャンスさえあれば→(今は)チャンスがありません
潜在意識は過去や現在、未来と言った時間軸を認識することができないので、ただ「お金が無い」「チャンスが無い」という状態を引き寄せてしまうのです。
例えば「お金があれば幸せになれる」と言う人は、潜在意識レベルでは「お金が無いので不幸だ」と考えているわけで、幸せをつかめる刷り込みはできません。
理由2|言葉と行動が一致して初めて現実は変わるから
言葉の力を使えば、幸せになるのは難しい事ではありません。まず「自分の力で幸せになる」決意から始めましょう。潜在意識が書き換えられれば、脳の働きにより、幸せになるのに必要な情報が目に付くようになり、チャンスを逃すことも無くなります。
この時、潜在意識に語り掛ける言葉は「幸せになると決めました」です。夜寝る時、この言葉を唱えながら寝れば、1日で潜在意識が書き換えられる場合もあります。翌日から、幸せな気持ちになることができると思えば、何回その言葉を唱えてもいいぐらいです。
しかし、忘れてはいけないのは、現実を変えるのは言葉と行動が伴った時ということ。いくらアファメーションをしてもそれを達成するための努力を1ミリもしなかったら何も変わりません。
ポイント
自分の力で幸せになると考えつつ、さらに「人の幸せにも貢献しよう」と思うことで、あなたの運勢は一気に運勢が良くなります。
「人の幸せに貢献する」と潜在意識が書き換えられると、あなたの周囲にも同じ考えの人が集まるようになり、それぞれの人がみんなの幸せに貢献したいと考えているので、結果的にはあなたに関わる人たちすべてが、揃って幸せになれるのです。これは「喜んで人の幸せに貢献します」の言葉を何度も唱えて刷り込んであげると、自然と身に付きます。
また、付き合う人が変わるとその人たちに影響を受けて行動が変わります。
悪習慣6|他人の不幸を喜ぶ
他人の幸せを許せない人は、残念ながらその人自身も幸せにはなれません。
そもそも、幸せな状態は「人の幸せも自分の幸せも願える」状態であり、他人の不幸を喜んでいる人は真の意味での幸福とは言えません。
人生で許せないものがあることは、ネガティブな気持ちを抱えたまま暮らすことを意味しており、そのことはまさしく「不幸」です。人の幸せも願うことで、自分も幸せになれるのです。
なぜ他人の不幸を喜ぶ人は幸せになれないか?という理由は以下の通りです。
他人の不幸を喜ぶのがダメな理由
- 人の幸せを願うと幸せを引き寄せるから
- 人の足を引っ張る人が集まってくるから
理由1|人の幸せを願うと幸せを引き寄せるから
人間の潜在意識は主語を理解できないという特徴があります。
例えば「△△さんの幸せを許さない」と考えると、潜在意識は主語を無視して「幸せになる事を認めない」と言うメッセージを受け取ります。
つまり、人の幸せを許さない人は、潜在意識を「幸せになる事を許さない」と書き換えてしまい、自分自身に対して幸せにならないことを強いている事になります。
逆に、他人の幸せを自分の事のように喜べる人は、潜在意識に「幸せになる」と情報を書き込んでいるわけで、結果的に自分自身にも幸せをもたらすきっかけとなります。
これが「人の幸せを願うと幸せを引き寄せる」仕組みになります。
理由2|人の足を引っ張る人が集まってくるから
人に対する嫉妬があると同じような考えを持つ人を引き寄せてしまいます。
例えば「お金持ちはズルい」と言う人は、潜在意識に書き込むときには主語が無くなってしまい「お金持ちになる事を許さない」と書き込んでしまいます。
その結果「お金持ちになる事を許さない」という考えを持つエナジーバンパイアが周りに集まります。あなたが成功しそうになると、エナジーバンパイアたちが足を引っ張り何とか成功しないように働きかけてきます。
人の幸せを願えない気持ちを改め、人に対する嫉妬を無くそうとする意志を持ちましょう。もし、自分の心の中にある嫉妬に気が付いたら、すぐに考え方を改める事が重要です。
ポイント
自分や自分に関わる人、生きとし生ける者全ての幸福や健康、成功などを願う「慈悲の瞑想」が他人の幸せを願うのには有効です。
最初に「私が幸せでありますように」と始めたら、「私の家族」や「私を知る全ての人」など、願う対象をどんどん広げていきます。
実際に声に出して唱えるので、続けているうちに心から他人の幸せを願えるようになります。他人の幸せを願える自分自身を信じられるようになる気持ちも育ち、特に劣等感や自己否定の考えが強い人には癒しの効果もあるでしょう。
まとめ
自分が幸せかどうかを、他人と比較して考える人もいます。
でも、幸せについて考えるときには、自分だけで完結するようにして下さい。正直言って「人と比較して自分が優れているから幸せ」と言うのは、ただの優越感に過ぎません。そもそも幸せな気持ちとは、自然と心から湧き上がってくる喜びであり、他人との優劣とは一切関係ありません。
ですから「私は幸せだ」を口癖にしているだけで幸福感が生まれ、潜在意識が書き換わります。まずは「幸せになる決意」をして、自分は幸せだと決めて、潜在意識に語り掛けることから始めましょう。