この記事で解決できる疑問
- コミュニケーション能力が低い人はどんな特徴?
- コミュニケーションを阻害するメンタルブロックの原因は何?
- コミュニケーション能力を改善するための具体的な方法は?
「自分はコミュニケーション能力が低いかも・・・なんでこんな風になったんだろう・・・」
「コミュ力が低い原因がわかれば、改善できるかもしれない」
と、悩んでいる方に向けたお話です。
誰しも「自分のコミュニケーション能力って大丈夫なんだろうか?」と、疑ってしまう時がありますよね。
対人関係で嫌なことがあったり、いまいちうまくコミュニケーションが取れなかったりすると思い悩んでしまうこともあると思います。
悩めば悩むほど「コミュ力が無いんだ…」とメンタルブロックが強化され、さらにコミュニケーション能力が落ちるという悪循環が起きます。
ですが、絶対的にコミュニケーション能力が低い人はいません。
何かしら原因があって、それさえ改善していけば必ずコミュニケーションはアップしていきます。
なので、自信を持ってコミュニケーションに前向きになってください。
今回は、「コミュニケーション能力が低い人ってどんな人なのか?」を洗い出した上で、その原因と効果的なコミュニケーション能力の改善方法のお話をしていきたいと思います。
Contents
コミュニケーション能力が低い人の特徴6選
まずは、コミュニケーション能力が低い人の特徴は以下の通りです。
コミュ力が低い人
- 相手の気持ちを汲み取れない
- 自分の話ばかりする
- 「共感」を重要視していない
- そもそも人に興味がない
- うまく話が組み立てられない
- 相手の目を見て話せない
それぞれ説明していきます。
コミュ力が低い人1|相手の気持ちを汲み取れない
コミュニケーションでもっとも大切なことは相手の気持ちを考えることです。
自分のことばかり考えているようでは、コミュニケーションは成立しません。
あまりうまく人と接することができない人は、相手の気持ちを考えるのが苦手な方が多いです。
簡単に言ってしまえば「自己中」ということです。
コミュニケーションは相手との会話のキャッチボールなので、相手のことを考えた言葉選びが必要となるのです。

コミュ力が低い人2|自分の話ばかりする
自分の承認欲求が強すぎて、自分のことばかり話してしまう人もコミュニケーション能力に問題があると言えます。
自分の話ばかりすると「めんどくさい人」になってしまいます。
相手の気持ちを考えられないことにも繋がります。
基本的に人間は自分の話をしたい生き物なので仕方のない面もあるのですが、なるべく自分の話はしないようにしましょう。
人の自慢話を聞いていても全く面白くないですよね。
それと同じで、人は自分が思っているよりも自分の話に興味がないものです。

コミュ力が低い人3|「共感」を重要視していない
コミュニケーションにおいて「相手と共感する」ことはとても重要なことです。
気持ちが分かり合えた時にはお互いにとても気持ち良い状態になります。
相手と共感することで、相手の承認欲求も満たしてあげることになるのです。
ですが、共感の大切さがわかっていないと、相手を否定してばかりいたり、自分の意見ばかり正しいと思い込んでしまい、相手に嫌な気持ちを抱かせてしまうことになります。

コミュ力が低い人4|そもそも人に興味がない
「あまり人に興味がない」という方もいます。
それは仕方のない面もあります。一つの個性と言えるものですから。
しかし、人に興味がないと、コミュ力という観点ではあまりよくない方向に行ってしまいます。
人に興味が無いと…
- 積極的に人と関わることをせずコミュニケーションの経験値が増えない
- 相手の気持ちが想像できなくなる
コミュ力が低い人5|うまく話が組み立てられない
コミュ力が低い人の多くは「伝え方」が上手でない人です。
伝え方が上手でないというのは簡単に言えばうまく話が組み立てられないということを意味します。
伝え方が下手なのは…
- 話が色々なところに飛んでしまいロジカルでない
- 頭に思い浮かんだことをそのまま話してしまう
- 主語がない分を頻繁に話す
- 接続詞が多い
上記なような話し方が原因で、聞き手は話し手の内容を理解するのが難しくコミュ力が低いと判断します。
伝え方がうまくないと意思疎通がうまくできません。

コミュ力が低い人6|相手の目を見て話せない
コミュニケーションが苦手な人でよく見られるのが、「相手の目を見て話せない」という人です。
- 相手に不快感を与えてしまうのではないか
- 相手に嫌われるのではないか
- 目を合わせるのは緊張する
といった気持ちから、相手の目を見て話せないという人も多いと思います。
ですが、相手の目を見るということは、信頼感に直結します。
相手の目を見ないで話をするということは、相手にとっては「この人なんか態度悪いな…」と全く逆に思われてしまうこともあります。

コミュニケーション能力が低い人の原因5つ
では、ここからはなぜコミュニケーション能力があまり高くならなかったのか。について説明していきます。
結論から言えば、根本にあるのは「メンタルブロック」です。何かしらの原因により「コミュニケーションを取る」ということに対してハードルを感じてしまっているためうまくコミュニケーションが取れなくなっているのです。
考えられる原因は以下の6つです。
メンタルブロックの原因
- コミュニケーションの経験値が少ない
- 過去に苦手意識を持つような出来事があった
- 嫌われたくない意識が強い
- SNSやメールに頼ってしまう
- 相手の気持ちを必要以上に考えてしまう
原因1|コミュニケーションの経験値が少ない
どんなことでもそうですが、経験を積むことによって上達していきます。
コミュニケーションにおいても、人と接すれば接するほど人との接し方のパターンを覚えていって、上手になっていきます。
- こんなことを言われたら、こう切り返せばいい
- あの表情をしていたら、あまり積極的に話さない方がいいな
というように、どんどんデータが増えていって、いろんな人への対処法の引き出しが増えるわけです。
最初はできなかったコミュニケーションが経験を積んでいくことにより無意識的にできるようになっていきます。
しかし、こうした経験値を積む機会を作らないと対処の仕方がわからない=コミュニケーション能力が低いということになってしまいます。

原因2|過去に苦手意識を持つようなトラウマがあった
コミュニケーションが得意でない人のほとんどが過去の経験に影響を受けています。
あまり積極的に他者に関われない、人と話すのが苦手という意識がある方は、人との関わりに苦手意識を持ってしまうような経験に心当たりがあるのではないでしょうか。
- 幼少期にいじめられていた
- 親に厳しく叱られて人と話すことに恐怖心が芽生えた
- 人前で話して笑われた経験がある
つまり、コミュニケーションを取る時に「嫌なことがあった」ということですね。
人が何かに対して積極的になれるのは、その行動に対しての自信や経験則があるからです。
その行動を取ることで良い結果が生まれる、あるいは悪い結果を回避することができるという思いが原動力になります。
過去に成功体験があれば、積極的になれます。
逆に失敗の経験があるとどうしても尻込みしてしまいます。

原因3|嫌われたくない意識が強い
「嫌われたくない」とは誰もが持つ感情です。
しかし、それがあまり強くなりすぎるとコミュニケーションを恐れるようになります。
最近はそのような人たちを「繊細さん」と呼んでいますね。
誤解の無いように言っておきますが、繊細なことはとても素晴らしいことです。
しかしコミュニケーション能力という観点から考えた場合、感情が内向きの矢印に向いてしまって、外に発散できなくなっている状況が続きます。
そのため、考えすぎてしまって感情がネガティブに支配され、バランスが偏ってしまいます。

原因4|SNSやメールに頼ってしまう
SNSやインターネットの発達によって、直接的なコミュニケーションが減ったと言われて随分と経ちます。会社でも「隣にいるのにメールやTeams、Slackで話しかける」なんてことしていませんか?
- 近くにいてもチャットで話しかけてしまう
- 苦手な人や親しくない人には、つい対面でのコミュニケーションを避けてしまう
- SNSでなら積極的にコミュニケーションを取れる
SNSやメールでは対面のコミュニケーションよりも気を使うことが少ないため、少しの会話の場合はそういうツールに頼ってしまいがちです。しかし、メールなどの間接的なやり取りばかりに頼っていると、対面でのコミュニケーション能力が低下していきます。
対面で言葉やノンバーバルコミュニケーションを使って意思疎通をすることで、コミュニケーション能力は磨かれていきますし、対面でのコミュニケーションを重ねることで、相手の真の人となりがわかり、関係性が深まっていきます。
あまり親しくない人や苦手な人ほど、対面でのコミュニケーションを増やすと良くて、その後のやり取りが楽になるという効果があります。
苦手な人に対しては、話すのに気が引ける気持ちはわかりますが、敢えて直接話しかけて関係性を深めましょう。

原因5|相手の気持ちを必要以上に考えてしまう
これは優しい心を持っている人に多いコミュニケーションの問題です。
必要以上に相手の気持ちを考えてしまうあまり、コミュニケーションができないパターンです。
- 3人で話している時に、そのうち2人しかわからない話題を出すのは気が引けて言葉数が少なくなってしまう
- 相手がどう思っているかばかり気になりうまく会話に乗れない
これらは典型例です。
潜在意識の中で「こんなにも気を使うくらいなら一人でいた方がマシ」と思ってしまって、だんだんとコミュニケーションを取らないようになっていきます。
こうした方は少し意識を変えることで、だいぶ気持ちが楽になり、コミュニケーションに積極的になれますので安心してください。

今すぐできるメンタルブロック解除方法2選
先程記載した通り、コミュニケーション能力を低いのは「メンタルブロック」がかかっているからです。
メンタルブロックにより、
- コミュニケーションって難しいもの
- 自分はコミュニケーション能力が低い
と潜在意識が思い込んでしまい、あなたが本来持っているコミュニケーション能力が十分に発揮できません。
そのため、ブロックを解除することが必要になります。改善方法としては以下の2つ。
メンタルブロックの解除法
- コミュニケーションの経験値を増やす
- アファーメーションでコミュニケーションが得意と潜在意識に刷り込む
それぞれ簡単に解説していきます。
メンタルブロック解除法1|コミュニケーションの経験値を増やす
何事もそうですが、上手になりたかったら練習する必要があります。
- 野球がうまくなるために→何度も素振りをする
- サッカーがうまくなるために→何度もボールを蹴る
- ギターを弾くために→手にまめができるほど弾く
これがコミュニケーションになると大した練習もせずに「自分はコミュ障なんだ…」と思い込んでしまう人が多いです。
しかしコミュニケーションも絶対的な経験値・練習量によって上手い下手は決まります。
いろいろな人へ対処するパターンを、さまざまな人に会うことによって習得し、引き出しを増やしていくことの積み重ねで能力は上がっていきます。なので、積極的に外へ出て、人と話す機会を持ちましょう。

と言う人は、これまでメールやチャットツールに頼っていたコミュニケーションを少しずつ直接的なコミュニケーションに変えていってください。
経験値の増やし方
- メールで済ませていたのを直接会って話すようにする
- SNSを見ている時間を人と話す時間に変える
- チャットで要件を伝えていたのを、電話で伝えるようにしてみる
実際に会うまではしなくても、電話に変えてみるだけでも、相手に与える印象・相手から受け取る印象はだいぶ変わると思います。声と耳を使ったやり取りは、二人のエネルギーをダイレクトに交換するもの。
2人の間に流れる空気感で、密度の濃いコミュニケーションが図られ、だんだん慣れていきます。
少しずつでいいので、経験値を増やしていきましょう。
さらに詳しく
メンタルブロック解除法2|アファーメーションでコミュニケーションが得意と潜在意識に刷り込む
コミュニケーションの得意・不得意は心と直結しています。
少しでも人を苦手だと思ったり、過去人との関係で心の傷を負った出来事があると、積極的に人と関わることが嫌になってしまいます。
しかし、周りにいる人はだいたい、あなたのことを別に嫌いではありません。
基本的にはいきなり敵意むき出しでくる人はほぼいません。
むしろ、あなたと積極的にコミュニケーションを取りたいと思っているでしょう。
潜在意識を「人は自分と話したくない」から「人は自分と話したいと思っている」というように切り替えていくことでコミュニケーションが取りやすくなります。
そこで試して欲しいのが「アファーメーション」です。
アファーメーション
- 「自分は人と話すことが好きだ」
- 「誰かと話すことは楽しい」
- 「コミュニケーションを取るのは面白い」
と、毎日自分に言い聞かせるだけでも心模様は変わってくるはずです。そして実際に楽しい気持ちを想像しながら何度も何度も唱えることで潜在意識がだんだんと書き換えられていき、本当にその通りになります。
苦手意識は、単なる思い込みであることが多いです。
その思い込みは、「できる」という自信の思い込みに少しずつ変えていきましょう。
いますぐできるコミュニケーション改善テクニック13選
上に挙げた方法は、大枠でのコミュニケーション能力改善法です。
ここからは、具体的に会話におけるコミュニケーション能力をアップさせる方法をお伝えします。
- 聞く
- 話す・伝える
- その他ポイント

「聞く」コミュニケーション術5選
まずは、会話でもっとも大切な「聞く」ことです。
ここでは、「聞く」ことに対する心構えとテクニックをお話ししていきます。
聞くテクニック
- 相手の話を「聞く」ことに比重を置く
- 相手を肯定する
- 相手の気持ちを考える
- 共感する
- 具体性を引き出す質問をする
聞くテクニック1|相手の話を「聞く」ことに比重を置く
「話し上手は聞き上手」という言葉がある通り、「聞く」を制する人は会話を制します。
次でもお話ししますが、人は話したい生き物です。なので、その心理を理解して、聞くことに徹することでコミュニケーションはスムーズになります。
これまで自分のことばかり話していた人はいませんか?
それは、コミュニケーションにおいてはかなりマイナスポイントになってしまいます。
聞くことの大切さを理解して、「聞く」側にまわる比重を増やしましょう。
聞くテクニック2|相手を肯定する
人には「承認欲求」というコミュニケーションの根幹を為す欲求があります。
人がコミュニケーションを取る目的は、助け合って生きるための伝達の他、「自分のことを認めてもらうたい」という気持ちを満足させるために話すのです。
子供が「聞いて、聞いて、○○ちゃんがねぇ今日ね・・・」というように、今日の出来事なんかを話しますよね。
これは共感してもらいたいという気持ちと共に、自分を受け入れてもらいたい=認めてもらいたいという気持ちが働くため、このような話をするのです。
もちろん大人だって承認欲求があって、自分のことを認めてもらいたい、受け入れてもらうたいという気持ちを強烈に持っています。
誰かとコミュニケーションを取る時は「その人のことを受け入れてあげる」という気持ちを持って接すると相手との関係がスムーズにいきます。
相手の意見を尊重してあげて、まずは受け入れる、そして肯定する習慣をつけましょう。
聞くテクニック3|相手の気持ちを考える
これまで自分のことばかり話してきた人は、「相手がどんな気持ちなのか?」「何をしてもらいたいんだろう?」ということを考えることが少なかったのではないでしょうか?
相手の気持ちを満たしてあげてこそ、好意を持たれる=いいコミュニケーションとなります。
なので、相手の気持ちを満たしてあげるために
- 「今この人は何をしてもらいたいんだろう?」
- 「どんな言葉をかけられたら、いい気分になってもらえるだろう?」
という相手の気持ちを考える癖をつけるといいでしょう。
聞くテクニック4|共感する
何度もお話ししていますが、「共感」は会話やコミュニケーションにおいて最強の武器です。
お互いに「同じ想いを持てた」と思えた時に、人はとても興奮を覚えます。
そして、共感した相手に好感を持つのです。
共感を上手に使って、関係性をいい方向に持っていきましょう。
聞くテクニック5|具体性を引き出す質問をする
相手に気持ちよく話させてあげるには、上手な質問が必要です。
そして、上手に質問できるようになると、会話が長続きして会話への苦手意識が少なくなります。
上手な質問をするコツ
- 「いつ・だれが・なにを・なぜ・どこで・どうやって」(5W1H)の足りない部分を聞いてあげる
- 「つまり?」「それで、それで?」など、話の具体性を引き出す質問をする
この2点を意識してあげるとかなり質問力が高くなります。
ポイントは、相手の話が誰にでもイメージしやすいようにさまざま情報を加えていってあげるように質問することです。
「つまり?」とか「なぜそうなったの?」という深いところまで聞いていってあげることによって、相手の話に具体性が生まれ、会話がおもしろくなります。
相手は「自分の話を深く聞いてもらえた(話せた)」と思い、承認欲求が満たされてとても満足します。

まずは、聞き上手になりましょう!!
コミュニケーションに悩んでいるのなら、少し心理学を学んでみると周りの人とのコミュニケーションが楽になります。
自分の気持ちもコントロールできるようになるので、ストレスも減るのでおすすめです。
「話す・伝える」コミュニケーション術5選
では、「話す・伝える」ことについても見ていきましょう。
ある程度のコツを押さえれば、話上手まではいかなくて、誰でも相手にとって心地いいしゃべりができます。
話すことについてのコツをお話ししていきます。
話す・伝えるテクニック
- まずは聞かれたことに答える
- 相手の立場にたって、わかりやすく伝える
- 5W1Hを意識する
- 自分の意見が絶対だと思って話さない
- 相手のペースに合わせて話す
話す・伝えるテクニック1|まずは聞かれたことに答える
コミュニケーションの基本は会話のキャッチボールです。
相手が質問している内容を返さずに、自分のオリジナルを解釈を加えたり、勝手に話しを飛躍して求められていない返答をしてしまうと中々良いコミュニケーションにつながりません。
それをされると相手はとてもモヤモヤしますし、会話のテンポもとても悪くなります。
まずは、相手が質問してきている内容をちゃんと理解して、ストレートに返すようにしましょう。
話す・伝えるテクニック2|相手の立場にたって、わかりやすく伝える
好印象を与えない話というのは、独りよがりな話です。
相手にあまり伝わらない言葉や言い回しで話してしまい、結果的に相手が理解できない=コミュニケーションがスムーズにいかない、という事態を引き起こしてしまいます。
論文のような難しの言葉で説明されても、だいたいの人は理解できませんよね?
自分が伝えたい内容を、相手にもわかりやすい言葉と言い回しで伝えてあげるようにしましょう。
話す・伝えるテクニック3|5W1Hを意識する
話し方の基本でよく言われることですが、5W1Hをハッキリさせて話すと、相手にとても伝わりやすい話になります。
- いつ
- だれが
- どこで
- なにを
- なぜ
- どうやって
これらの要素を明確に会話に盛り込むことによって、相手は話を理解しやすくなり、心地のいい話になります。
話す・伝えるテクニック4|自分の意見が絶対だと思って話さない
独りよがりな人は、自分の意見が最も正しいと思って話していることが多いと思います。
先ほどもお話ししたように、人には承認欲求があるので、自分の意見を否定されるのはあまり気分がよくありません。
しかし、独りよがりでコミュニケーション能力が高くない人は、自分の意見が絶対的に正しいと思ってしまう傾向があり、相手の意見やその人自体を否定します。
世の中には多種多様な価値観があって、どれが正しいなんていう正解さえもありません。
相手の言っていることも1つの意見であり、それも正しい意見だという大前提を持って、会話をすることが大切です。
話す・伝えるテクニック5|相手のペースに合わせて話す
人によってそれぞれ理解度が違います。
もしかすると自分の話すペースが相手にとって速すぎて、追いつけず、理解できないかもしれません。
相手の理解度や顔色を見ながら、相手が理解できるペースで話してあげると、コミュニケーションがスムーズにいき、相手に好感を抱かれやすいでしょう。
その他コミュニケーション術3選
「聞く・話す」以外にもそのポイントを押さえておくことで、コミュニケーションがスムーズになることがあります。
そのポイントを少しお話ししていきます。
その他テクニック
- 笑顔を忘れない
- 挨拶をしっかりする
- お礼をきちんと言う

その他テクニック1|笑顔を忘れない
「笑顔」は最強のコミュニケーション術です。
「共感」も同じことを言いましたが、共感や話す・聞くテクニックがなくても、素敵な笑顔さえできていれば、半分以上コミュニケーションが成功すると言っても過言ではありません。
そのくらい素敵な笑顔というのは、人の心を掴み、魅了します。
「必要な時にできる」というよりは、いつもニコニコしているという意識でいると自然な笑顔が出せます。
会話が苦手という人は、まずは笑顔を作ることから始めるといいでしょう。
その他テクニック2|挨拶をしっかりする
人の印象は第一印象で決まると言います。
人と初めて会う時もそうですが、毎日知り合いに会う時でも、その日に関しては、最初の会話が第一印象となります。
最初に人と会う時というのは、だいたい挨拶から始まります。
元気のいい、好印象の挨拶がこちらからできるようになると、良好なコミュニケーションが築きやすくなります。挨拶をしっかりできるよう習慣づけていきましょう。
その他テクニック3|お礼を言う
お礼を言われて嫌な気分を感じる人はいません。
何かしてもらった時に「ありがとう」としっかりとお礼が言える人は、とても気持ちがいいです。
コミュニケーション上手な人は、「お礼」を効果的に使っています。
何か少しでもしてもらった時は「ありがとうございます」と都度言えるようになると相手と良好な関係を築けるようになるでしょう。
まとめ
コミュニケーションに苦手意識がある方でも、原因を探ってみてそれを穴埋めや改善していけば、少しずつでもコミュニケーション能力をアップさせることができます。
会話やコミュニケーションというには日常すぎて、あまり改めてひとつひとつを注意深くみていくことも少ないと思います。だからこそ、コミュニケーションに苦手意識を感じてそれを直したいと思った時は、会話を見直すいい機会なのかもしれません。
今回書いたことをできることから実践していけば、必ずコミュニケーション能力はアップしていきます。
どれも難しくない内容ですので、できそうなものから是非気軽に始めてみてください。
このサイトでは、今回のようなコミュニケーション能力を鍛えるテクニックをさまざまな角度から、たくさん書いていますので、良かったらいろんなページを見てテクニックを吸収してみてください。